10月3日続きの続きの続き
現実主義者のカジヤンは「待たなアカンわ〜」と、ひと言だけ残し、再び歩いたりタバコをふかしたり座ったりキャスティングしたりをひたすら繰り返したが、アオリイカからの反応はない。
夜風がさらに冷たくなってきた。
それに伴いカジヤンの動きもさらに活発になってきた。
どうやら寒いらしい。
するとジョボォッと逆噴射音。沖向きでエギングをしていたイトヤンに待望のアオリイカヒッツ!
初エギングにて初アオリゲッツとは翔んだラッキーボーイである。
それを見て俄然ヤル気が湧いたカジヤンとワシは、がむしゃらにエギを投げまくった!
え、ワシ念のためにエギングタックルも用意してきたけど?荷物多すぎ??
しかーし、その後は生態反応もなく、時間だけが虚しく過ぎ去り22時納竿となったのである。
──おしまい──
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