10月3日の釣行記の続き
北風が吹いて、ジャンパーを羽織っても少し肌寒い。こんなときは、あたたかい汁物にありつきたいところだが、そんな用意はしていなかった。
仕方なく、木之本の平和堂で買うてきた冷えたおにぎりや冷えた焼き鳥や冷えた唐揚げなどをほおばり、冷えたペットボトルのお茶で流し込む。
イトヤンのペットボトルは太いやつだった。
その日、イトヤンは渇いていた。
すでにタマズメだ、日が暮れかかっている。お〜いカメヤンで買うてきたオキアミブロックが無駄になるではないか(え?)イトヤン急いでさびかなあかんで〜。
すると一投目からアジゲッツ! よしっ。
なにが、よしっ、だ。エギングは? アオリイカは??
いやいや、コレは家族へのお土産欲しいからですな、イトヤンが。
間違ってもそのアジで泳がせ釣りをするなんて、そんなアジ任せな、いやいやレベルの高い釣りが我々にできまっかいな〜。
サビキでアジが釣れ盛る中、傍らで「なんかついとった」と、カジヤンが手にしたのはアコウ。
えっ、すごいやん高級魚やん、しかしなんでエギやのうてメタルジグなん?
エギングは? アオリイカは??
──つづく──
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