天気も良いし小鮎でも釣りに行ってみるか、てことで土曜日の昼下がり、ウーヤンと塩津大川まで行ってきました。
かめやで仕掛けとエサを買うて、道中コンビニでサンドウィッチとおにぎりなんぞ仕入れまして、大川を目指します。
何事もなく無事到着。道の駅の裏手ポイントはすでに先客で一杯でしたが、数は上がっていない様子。午後1時半ですけーね、こんなものでしょう。
道の駅のベンチで昼食を取り、ひと休み。それからもう少し上流へ上がってみるかと実績ポイントまで車を走らせます。
到着。一番ポイントに二組の先客、ニ番ポイントに一組。我々はその中間地点の釣りにくいポイントで竿を出すことに。魚影見えず。こういうところで釣ってこそ、真の小鮎釣り師と言えるのです。いや、言えません。
どんよりした流れに玉ウキ仕掛けをボチャン。今回初めて小鮎釣りをするうーやんも、私の真似をしてボチャン。
「釣れんな」
「ツレナイデスネエ」
そのうち、ウーヤンは上流のチャラ瀬へ移動。私は主本尊が不動明王ですので最初に決めた場所で粘ります。釣れる気はしませんが。
「ヤッホー、バタヤンサン、ツレマシター!」
ウーヤン、1匹目を捕獲。俄然やる気が出てきました、土曜の昼下がり午後2時、ヨシ。
「バタヤンサーン、マタツレマシタデスー!」
「やったなー!」
いるなら釣れるでしょう私にも、なんせ私には不動明王がついているのですから。
しかし釣れません。
「マタツレマシター! バタヤンサン、ココツレルデスカラ、ヤテミテクダサイ」
「おう、すまんな」
ウーヤンが立て続けに釣ったポアントを譲ってもらいます。をいをい、不動明王さんほっといてどこいくねん⁉︎
初心者のウーヤンでも釣れるポイントですから、余裕のよっちゃんでしょう、ボチャン。
しーーーん。
しーーーん。
遠くのほうで、ウグイスが鳴いています。偏光グラスを外して空を見上げると、なんて清々しい青空でしょう。気分がいいですね、こんな日は。
「バタヤンサーン、コッチデモ、ツレマシター!」
「おっ、やるなあー!」
私には全然アタリがありません。どうなってるのかなあ、ボチャン。
「バタヤンサーン、マタツレマシタデスヨ! コッチデヤッテミテクダサイ」
「そうか、すまんな、じゃあ遠慮なく」
もといた場所に戻ってボチャン。
しーーーん。
しーーーん。
微妙な空気が流れます、ホーホケキョ。
釣れる気がしません。背後に不動明王の視線を感じて痛い。
ウーヤンは先ほどのチャラ瀬に戻ってまた釣り上げています。よく釣るよなあと感心していると、私の手元にもアタリが。
ヨシノボリでした。リリース。
続けて、ようやく本命の小鮎ゲット! なかなかのサイズ、太いです。ヨカッター。
その後、午後四時までの計2時間頑張って、ウーヤン6匹、私が3匹の釣果でした。楽しかったー。
次回はもうちょっと早起きして釣果を伸ばしたいと思います。